2015年07月24日

【高校野球】バットをヌンチャク代わりに…埼玉の高校生のパフォーマンスが話題に MLB公式にも登場

ヌンチャクのようにバットを振り回したり、バッターボックスで飛んだり、跳ねたり、アニメのポーズでピッチャーにバットを向けたり…。埼玉県上尾市の上尾市民球場で23日に行われた第97回全国高校野球選手権大会の埼玉大会で、常識外れのパフォーマンスを披露する選手が現れ、その映像が動画サイト「ユーチューブ」に登録されて爆発的なアクセスを集めている。話題は海外にも伝わり、ついに米MLB公式サイトのトップページにも取り上げられた。

話題の人物は、埼玉県立滑川総合高3年、馬場優治選手。背番号は「12」で代打で起用されることが多く、登場するとスタンドの応援団から歓声が上がり、1球ごとに披露するパフォーマンスで試合のムードを同校に引き寄せてしまう効果を発揮してきた。

ユーチューブの映像は23日に撮影され、ツイッターでは「滑川総合代打面白すぎ」「アニメ『てーきゅう』の夜叉の構えでは」「ドカベンの『秘打白鳥の湖』か」などと大反響。この映像にいち早く反応したのが米大リーグレンジャーズのダルビッシュで、「どこの高校の誰か気になる(笑)」とツイートし、「さっき動画をリツイートしたらいつの間にかアメリカのスポーツニュースでも取り上げられてる(笑)」。ダルビッシュが拡散役となり、MLB公式登場につながったようだ。

この動画がネットのニュースサイトなどで取り上げられたため、滑川総合高にはマスコミなどから馬場選手への取材依頼が殺到。しかし、同校は取材を全て断っているという。

県高野連関係者によると、その理由は、まず「危険行為を助長するから」。バッターボックス付近でバットを回しているので、キャッチャーや審判にバットが当たる可能性があるという。さらに「遅延行為になる可能性があるから」「マナー違反の助長にあたるから」と説明し、最後に「負けた方の選手を面白おかしく扱わないでほしい」と付け加えた。

動画の試合で、滑川総合高は2−3で埼玉栄高に敗れている。馬場選手は3年生で、これが「最後の夏」。これだけ話題を集めたにもかかわらず、そのパフォーマンスをグラウンドでもう一度見るのは難しいかもしれない。

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posted by いまどき at 21:35| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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