2015年08月31日

山田容疑者、男子生徒を先に遺棄か 女子生徒は長時間監禁の可能性

大阪府寝屋川市立中学1年の平田奈津美(なつみ)さん(13)が殺害、遺棄され、同級生の星野凌斗(りょうと)さん(12)も遺体で見つかった事件で、平田さんの死体遺棄容疑で逮捕された山田浩二容疑者(45)の13日の足取りから、星野さんが先に遺棄された可能性が高いことが30日、捜査関係者への取材で分かった。

平田さんの死亡推定時刻は13日午後7時ごろで、胃の内容物がほとんどなかったことがすでに判明。大阪府警高槻署捜査本部は星野さん遺棄後も、山田容疑者が平田さんを長時間監禁状態に置いていたとみて、当日の行動をさらに詳しく調べている。

捜査関係者によると、山田容疑者は13日午後11時10分ごろ、平田さんの遺体が見つかった同府高槻市の駐車場を出発。約15分後の同11時25分には、駐車場から約4キロの寝屋川市の自宅に1人で帰宅していた。

星野さんの遺体が発見された柏原市の竹林は自宅から約27キロ離れているうえ、山田容疑者が翌14日には福島県に向かって出発していることから、捜査本部は平田さんよりも前に、星野さんの遺体が遺棄された可能性が高いとの見方を強めている。

山田容疑者が13年前、わいせつ目的で男子中高生らを車に連れ込み監禁するなどした7件の事件では、被害者の少年7人がいずれも路上や駐車場で粘着テープで縛られ生存したまま放置されていた。

星野さんの遺体は傷みが激しく、死因は明らかになっていないが、13日ごろに死亡したとみられる。山田容疑者は同日昼すぎに柏原市内で粘着テープを購入しており、竹林に放置された時点では生存していた可能性も視野に、さらに詳しい死亡時期を調べる方針だ。
posted by いまどき at 20:00| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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