2015年09月26日

会津で女子高生自殺  両親「いじめでは」 部活でトラブルの指摘

福島県会津地方の県立高校の女子生徒が19日に校内で自殺していたことが分かった。
県教育庁は26日、記者会見を開き、女子生徒が所属する部活動の生徒を対象にアンケートした結果、部活内での人間関係のトラブルを指摘する回答が7人からあったと明らかにした。
教育庁は、生徒の遺族もこの人間関係のトラブルが自殺の一因ではないかと考えていることから、来週にも専門家を含む第三者委員会を立ち上げ、いじめの有無などについて事実関係を調査する方針。

女子生徒は18日に登校したが帰宅しなかったため、教員が校内を捜し、19日午前4時ごろ、女子トイレで首をつっている女子生徒を発見。自分自身や友人への思いをつづったメモが見つかったが、いじめなどをほのめかす記述はなかった。

県教委は25日夜、女子生徒の自宅を訪問。生徒の両親から「いじめがあったのではないか」との指摘があったという。

アンケートは女子生徒が所属する文化系クラブの約60人に実施。「他者からの言動が、精神的な負担となったのではないか」との内容の記述もあった。

学校は今年4月、担任との面談を通して、女子生徒が部活動で人間関係の悩みがあることを把握。クラブの顧問が4月から5月にかけ、数人の生徒に注意していた。女子生徒は6月上旬から休部し、8月に復帰したが、9月は部活動には参加していなかった。

教育庁は自殺の事実を25日まで公表していなかったことについて「遺族に配慮した」と釈明している。
posted by いまどき at 19:27| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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