「清原さんが最初に薬物に手を出したのは、96年オフに西武から巨人にFA移籍する直前だったと思う。95年に右肩を脱臼した影響で、この年も2年連続で打率が2割台半ばに低迷。96年は4年ぶりに本塁打が30本の大台を超えたものの、FA取得で報道陣から追っかけ回されたこともあり、ずっとイライラしていた。そんな時、他球団の助っ人経由で怪しげな錠剤をもらったのです。飲むとイライラが吹っ飛ぶ、とご機嫌に話していたのを思い出します。最初は本人もそうとは知らなかったと思いますが、それが一時、球界ではやったグリーニー。アンフェタミン系興奮剤で覚醒剤の一種です。巨人移籍後はプレッシャーもあって、グリーニーを飲む頻度が増えたと聞きました。巨人関係者には決して悟られないようにしていたようですが、次第にエスカレート。ヤバイと思いましたよ」
だとすれば、20年間も「薬物中毒」だった可能性があるのだ。
■週刊誌報道後も断ち切れず…
実際、昨年も6月と10月に「清原、近日中にも逮捕」との情報が駆け巡り、そのたびにマスコミ各社の直撃取材を受けていた。自身に捜査の手が伸びていることを知りながら、それでも自宅に覚醒剤を隠し持っていたのだ。完全に中毒といっていいだろう。最近まで清原容疑者と付き合いのあった、会社経営者がこう言う。
「最初の文春の報道後、一度は薬物を断った。これは、間違いない。酒もやめ、夜にサウナスーツを着込んでランニングも始めた。しかし、報道の影響が大きく、親しかった球界の人間が、どんどん彼から離れていき、何人もの後輩が携帯電話の番号を変えたことにショックを受けていた。私の知る限り、今も清原容疑者と親しく付き合いのあった球界の人間はたった3人。一昨年の9月にはモデルの亜希夫人と離婚し、溺愛する2人の息子とも離れ離れになって、電話で突然、泣きじゃくるなど明らかに情緒不安定になった。ちょうどその頃です、数年前にケンカ別れした、薬物で逮捕歴のある人間と再びつるみ始めたのです。もともと清原容疑者は暴力団幹部との関係を自慢げに吹聴するタイプの人間。すぐに危ない連中との交遊が復活してしまった」
清原容疑者は終始一貫、薬物疑惑を否定していたが、すべて嘘っぱちだった。PL学園から西武、巨人、オリックスとスター街道を歩いた「球界の番長」の哀れな末路。遅過ぎた逮捕といってもいい。
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