2016年03月28日

【埼玉失踪少女保護】正午すぎ、突然の電話「お母さん、私」「公衆電話。アパートから逃げてきた」

埼玉県朝霞市で2年前に行方不明になった当時、中学1年の女子生徒が27日、2年ぶりに東京都内で保護された。埼玉県警などによると、女子生徒は「アパートから逃げてきた」と話しているという。県警は女子生徒がどのような生活を送っていたかなど、詳しく事情を聴いている。

絶句後…1、2分会話「体調は」「大丈夫」

女子生徒の父親らの話によると、27日午後0時10分ごろ、埼玉県朝霞市の自宅の電話が鳴り、母親が電話を取ると「お母さん」と呼びかけられ、声の主は娘の名前を名乗った。

「えっ?」。驚きのあまり言葉を詰まらせていると、再び自分の名前を口にし、母親からの呼びかけに本人だと答えたという。

「今どこにいるの?」

「公衆電話からかけている」

「周りに誰かいるの?」「いない」

「体調は?」「大丈夫」

女子生徒の声に元気はなかったが、失踪前とあまり変わらない調子で両親と1、2分ほど会話した。

「誰かが来たりするの?」と聞くと「誰も戻ってこない」と説明。周りに何が見えるか確認し、近くの場所に助けを求めるよう伝えて電話を切った。

両親はすぐに110番通報。その後、再び女子生徒から電話があり、「行ったけど人がいない」と言ったため、自分でも110番通報するよう伝えたという。

父親「すぐ本人と分かった。早く会いたい」

母親は女子生徒を保護した警視庁中野署へ向かい、父親は自宅で埼玉県警の警察官と待機したという。午後4時43分ごろ、警察官から女子生徒の無事が伝えられると、父親は安堵(あんど)の笑みをこぼした。

父親は報道陣に「すぐに本人だと分かった。無事戻ってこれるんだなと、とりあえずホッとした。早く会いたい」と答えた。
posted by いまどき at 00:50| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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